人工生命の宝庫


2019/7/17: 「人工生命特論」演習ページへ


関連する国際会議

Artificial Life X (10)
人工生命分野ではもっとも重要な国際会議の11回目。 8月にイギリス・ウィンチェスターで開催された.
ECAL2009: 10th European Conference on Artificial Life
人工生命分野では2番目に重要な国際会議.10回めはブタペストで2009年9月に開催される.
AROB: 13th International Conference on Artificial Life and Robotics
大分大学やサンタフェ研究所等による日本で定期的に開催される人工生命系の国際会議.次回は2009年2月 5-7日に開催.400-600ワードの概要の〆切は2008年9月30日(水).
2009 IEEE Symposium on Artificial Life
IEEE Symposium Series on Computational Intelligence 2009の一環で, 2009年3月末から4月初めにかけてテネシー州ナッシュビルで開催.2008年10月31日が論文投稿〆切.
8th German Workshop on Artificial Life
2008年7月から8月にかけて開催された.もう8回目で,ドイツでも人工生命研究が根付いている.
The Third Australian Conference on Artificial Life
2007年12月に開催.オーストラリアでも人工生命研究が根付いている.
ANTS'2008: 6th International Workshop on Ant Colony Optimization and Swarm Intelligence
蟻の群れの知能の解明と応用.2008年9月にベルギーで開催.
SAB: FROM ANIMALS TO ANIMATS: THE 9TH INTERNATIONAL CONFERENCE ON THE SIMULATION OF ADAPTIVE BEHAVIOR
人工的,あるいは自然の生物の適応のメカニズムを探ろうとする国際会議.今回は2006年9月にイタリアで開催. Workshop on Swarm Roboticsなどの興味深いワークショップなども.
AAMAS 2006: The 5th International Joint Conference on AUTONOMOUS AGENTS & MUTIAGENT SYSTEMS
エージェント関係の主要な3つの国際会議(AA, ICMAS, ATAL)を統合した国際会議(AAMAS)の5回目が2006年5月に北海道で開催された.
ICES'05: The 6th International Conference on Evolvable Systems: From Biology to Hardware
生物に着想を得た進化システム(ハードウェア)に関する国際会議の6回目。2005年はスペインで開催された.
ICONIP-2006: The 13th International Conference on Neural Information Processing
ニューラルネットワークや脳科学の(基本的にはアジア主催の)国際会議.2006年10月に香港で開催.
PPSN: The 9th International Conference on Parallel Problem Solving from Nature
生物の計算のアルゴリズムを探ろうとする国際会議.今回は2006年9月にアイスランドで開催.
WSC10: 10th Online World Conference on Soft Computing in Industrial Applications
進化計算やニューラルネットワークに関する工学よりの「ヴァーチャル」国際会議.2005年9-10月にインターネット上で開催.
International Conference on Complex Systems (ICCS2006)
New England Complex Systems Instituteが主催する複雑系に関する国際会議. 2006年6月にボストンで開催された.論文が一部オンラインで読める.
RASC2006: 6th International Conference on Recent Advances in Soft Computing
2006年7月にイギリスで開催.ソフトコンピューティングに関する国際会議.
FOGA 2007: Foundations of Genetic Algorithms IX
2007年1月にメキシコで開催される遺伝的アルゴリズムの基礎に関するワークショップ.
SEAL'06: The 6th International Conference on Simulated Evolution And Learning
進化と学習のシミュレーションに関わる理論と応用に関する国際会議.2006年は10月に中国で開催.
GECCO2006: Genetic and Evolutionary Computation Conference
ICGA, GPが合流している進化的計算にかかわる最大の会議.人工生命も対象に入っています.2006年7月にシアトルで開催.
CEC2007: Congress on Evolutionary Computation
ICEC, EPが合流している大きな会議で,人工生命も関わる.2007年は9月にシンガポールで開催. 投稿〆切は2007年3月15日.
EuroGP2006 & EuroCOP2006
Genetic Programmingや進化計算などに関する国際会議。他にも併設ワークショップあり.2006年4月にハンガリーで開催された。
SMC2006: IEEE International Conference on Systems, Man, and Cybernetics
いわゆるソフトコンピューティングやヒューマンマシンインタフェイスなど広い範囲をカバーする国際会議.2006年10月に台湾で開催.
Ninth Pacific Rim International Conference on Artificial Intelligence
2006年8月に中国で開催.人工知能全般がテーマで,人工生命や創発計算なども含まれる.
Evolution of language: Sixth International Conference
言語の進化に関する学際的な国際会議の6回目.2006年4月にイタリアで開催された.
BIOMA 2006: The 2nd International Conference on Bioinspired Optimization Methods and their Applications
生物にヒントを得た最適化手法がテーマ.2006年10月に スロベニアで開催.
FEA 2005 6th International Workshop on Frontiers in Evolutionary Algorithms
進化的計算や人工生命など.2005年7月に 米ソルトレイクシティで開催された.
EA'05 - 7th International Conference on Artificial Evolution
人工進化,進化的計算,人工生命など.2005年10月にフランスで開催された.
Complex2004: The 7th Asia-Pacific Complex Systems Conference
人工生命,GA,CA,ファジー,カオス,複雑系経済学などの複雑系.2004年12月にオーストラリアで開催された.
IPG'04 (Integrative Pst-Genomics): A Multidisciplinary Approach to Living Systems
遺伝子情報からの知識の抽出に関わる広い分野.ディジタル生命のC. Adamiが招待講演.2004年10月にフランスで開催された.
ICANNGA 2005: 7th International Conference on Adaptive and Natural Computing Algorithms
自然の適応アルゴリズムにヒントを得た計算:ニューラルネット,進化的計算,人工生命など. 2007年4月にポーランドで開催.2006年9月10日が論文投稿〆切.
IWINAC: 2005:International Work-conference on the Interplay between Natural and Artificial Computation
アーティフィシャルとナチュラルの双方向の視点.2005年6月にスペインで開催された.2007年の会議は現在準備中.
IEEE Swarm Intelligence Symposium 2007
群知能に関わるシンポジウム.2007年4月にハワイで開催.2006年10月31日が投稿〆切.
AISB 2007: Artificial Intelligence and Ambient Intelligence
2007年4月にイギリスで開催.今回はテーマは人工生命系とは離れている.
Third International Symposium on the Emergence and Evolution of Linguistic Communication
言語の進化に関する国際シンポジウム.2006年9月にイタリアで開催.SAB'06の一環.
The First World Congress on Social Simulation
エージェントベーストモデリングによる社会科学に関わる会議の第一回.2006年8月に京都で開催. PAAAが主催.
20TH EUROPEAN Conference on Modelling and Simulation: ECMS 2006
シミュレーションに関わる広範囲の会議.2006年5月にドイツで開催された. PAAAが主催.
International Conference on Soft Computing and Intelligent Systems and 7th International Symposium on advanced Intelligent Systems
ソフトコンピューティングのSCISと人工知能のISISのジョイント.2006年9月に東京で開催. PAAAが主催.

関連する国内イベント

第12回創発システムシンポジウム(創発夏の学校)
「創発」に関する議論の場.2006年は,8月18日(金)~20日(日)に開催.
FAN'06: 第16回インテリジェント・システム・シンポジウム
9月に東京で開催.人工生命も含む広範囲の対象.
第19回自律分散システムシンポジウム
人工生命にも深く関連するシンポジウム.18回は2005年1月に東工大で開催.今回の告知はまだのよう.
第33回知能システムシンポジウム
人工生命にも関連するシンポジウム.今回は2006年3月にされた.
シンポジウム「複雑系の科学とその応用」
2006年10月に名古屋大学で開催.8月8日発表申込〆切.

総合情報

Artificial Life On Line
人工生命関連の情報の総本山。人工生命の学会組織設立の情報も載っています!(ダウン?)
Artificial Life Resources
関連ニュースグループのFAQなど人工生命に関するさまざまな情報。CaltechのKellogg Radiation Lab運営。 (リンク切れ?)
The Genetic Algorithms Archive
GAに関する情報の総本山.メイリングリストに入ると最新の国際会議の情報などが定期的に送られる.
Welcome to Zooland: The Artificial Life Resource
SantaFe研究所の集めたリソース。プログラム、ftp、Mac、論文などマーク付きで、ABC順に並んでいる。更新されています.
Complex Adaptive Systems and Artificial Life
Moshe Sipperによる人工生命に関するチュートリアル、国際会議日程、ジャーナルなどのきわめて豊富なリンク。推薦!
Evolutionary Computation and Artificial Life
進化的計算と人工生命に関する情報。最近、不活発?
Artificial Life "Games" Homepage
進化的ロボティクスで有名なイタリアのグループ作成。とても充実している。
Geneticpro Pgramming Notebook
Jaime FernandezによるGP, GA, AIに関する総合情報サイト。かなり充実しているが、Alife関係は弱い。
GA Archives
膨大な数のGA研究者が登録されているメイリングリストGA-Listの過去の記事やさまざまな情報が載っている。オススメ。
Artificial Life
人工生命に関する様々な情報、リソースへのリンク集。膨大なインターネット版百科辞典の1部門。
Complex Systems and Nonlinear Dynamics Links
人工生命を含む複雑系に関するリンク集。アメリカ海軍解析センター(CNA)による.膨大な数のリンクがABC順に並ぶ.ちょっと手が付けられない感じ.
Links to Journals & Resource Sites
人工生命を含む複雑系に関するリンク集。ごく簡単な説明つき.
Artificial Life on the Web
イスラエルに住むプログラマの作った,絶句,脱帽,衝撃,放心の人工生命のためのページ.GAに関する自作アプレットなどもあるが,凄すぎるのはロボットを使った自動収集型の人工生命データベース(関連リンク集).いくつかのバージョンがあるが,驚き.オススメ.
The Complexity & Artificial Life Research Concept
複雑系や人工生命に関するさまざまな文書やリンク集.自信を持ってオススメ!!
進化心理学・人間行動生態学 ~進化研究と社会 用語集
進化研究と社会に関わるさまざまなトピックスが紹介されています.最新の情報も充実.人工生命に関するページもあります.
generation5 - At the forefront of Artificial Intelligence
人工知能に関するもっとも包括的なサイトを目指している.最新の記事が次々に紹介されている.
Mechanical Spirit
人工生命,人工感情(情動),人工知能をテーマとするオーストラリアのBrandon Franklinによるブログ.
Complexity Digest
複雑系科学に関するさまざまなトピックスを毎週紹介する.オススメ!! Complexity Digest Virtual Conference Networkでは,複雑系に関わる国際会議の発表のオーディオやビデオがアーカイブされている.
AI in the news
アメリカ人工知能学会の管理する啓蒙的なページAI Topicsの中のページ.メディアに登場したAI関連の話題が次々に紹介されている.様々なところで,様々なことをやっていることがわかり,役に立つページ.人工生命関連の話題も少なからず載る.

ディスカッショングループのページ

Alien
人工生命研究会のメイリングリストに関する情報が載っています。日本の主要な研究者を含む何百人もの会員が登録されています。2000年2月に100人もの参加を得て,人工生命の新しい潮流という研究会(主催:計測自動制御学会)を行いました.
ALIST
自然物・人工物の別を問わずさまざまな「複雑系」に見られる創発的な振る舞い全般について,アドホックかつ無節操に考えを巡らせる議論主体の自由なオープンゼミ. 一般からの参加も大歓迎.
横浜数理科学セミナー
複雑系や人工生命に関わる研究者を呼んで講演会を精力的に開催している。 (リンク切れ?)
複雑系仮想研究所
慶應大学で行なわれた「複雑系勉強会」を発端とした仮想的な研究所。 人工生命に関するメイリングリストも運営。(リンク切れ?)
Complex-Systems ML
複雑系が人類にどのような成果をもたらすか?など、複雑系全般に関するメイリングリスト。 現在300人近くが登録されている。(リンク切れ?)
A-Lang List
言語の進化の計算モデルに関するディスカッショングループ
千駄木Forum of Life 
同名のグループのホームページ。(リンク切れ?)
人工社会ホームページ
同名のグループのホームページ。(リンク切れ?)
静岡大学生物システムセミナー
同名のグループのホームページ。(リンク切れ?)
大域情報学セミナー
奈良女子大学大域情報学セミナーのホームページ。
index
「生命の起原-その物理的側面-研究会 」のホームページ。(リンク切れ?)
Creative System 研究会
慶応大学SFCの研究者・学生をコアメンバーとした「創造性」をキーワードとして新しい科学を開拓,情報発信するグループだそうです.
数理生物学懇談会
定期的にニュースレターを発行し,数理生物学シンポジウムを毎年開催.来る10月の第10回数理生物学シンポジウムは,M. Nowakの招待講演など,期待大.
オルタナティブ経済社会研究者ネットワーク
オルタナティブな経済原理・社会システムに関心を持ち、研究を進めている人々のネットワーク.面白すぎる.
パスファインダー物理学チーム本部
「物理数学の直観的方法」 で反響を呼んだ長沼伸一郎氏の現在の活動がわかる.「都市建築ステルス理論」「仮想航空機プロジェクト」「仮想地球儀」など秀逸! 「対角化解法による微分方程式の世界の統一地図作成」の運動はどうでしょうか.
Grey Thumb Boston
米ボストン近辺の人工生命などに興味をもつ科学者,工学者,アーティスト,ハッカーなどの集まり.Adam Ierymenkoなどによる.BreveやNanopondなどのプロジェクトもここから.Jordan Pollackも加わっている模様.ブログもある.
Biota.org: The Digital Biology Project
インターネット上で人工生命に関わるさまざまな活動を続けている.毎週PodCastが更新されており,研究者たちの興味深いインタビューが聞ける.

ソフトなロボティクス系

日本のロボット研究
国内のロボット関係の研究室の一覧などがある。
ActivMedia Robotics
ActivMedia Roboticsの扱うロボットの紹介.
AAAIジャパン 
超小型実験用ロボットKhepera (ケペラ)などを取り扱う。「進化ロボット国際シンポジウム」の最近の招待講演がビデオ化
Khepera 
パトナ.超小型実験用ロボットKhepera (ケペラ)の日本の窓口の一つ.
iROBOT
ホームページから自由にコントロールできる次世代ロボット.
Khepera Simulator Homepage
Khepera (ケペラ)のシミュレータのソフトウェア。
CNN-Robots learn group dynamics
1995年に放映されたMaja Mataricのロボットに関するCNNの番組の紹介.movieファイルあり.
LEGO Mindstorms
「Mindstorms」。おもちゃのブロックが知能を持った! センサ、モータ、プログラム開発環境などが含まれる。
MindStorms関連情報
Mindstormsに関する情報集。メイリングリストもあり。Toshiyuki Masuiさん運営。
MindStorms情報局
Mindstormsに関する情報集。Jin Satoさん運営。
legOS
MindStorms用のOS.マルチタスクの本格的なOS.ここまでやると凄い!
RCX Command Center
MindStorms用の開発・コントロール環境.優れたユーザインタフェイスを提供.おすすめ.
AIBO
ソニーが本気になっている(ように見える)エンターテインメント・ロボット.犬が猫になった?
システムワット
キューブ型のブロックを組んでロボットができるROBOCUBEを開発,販売.センサー類も豊富.Mindstormsより本格的.私の研究室でも研究に使っています.
カオスおもちゃ工房
カオス理論を応用した「電脳ネコじゃらし」だと!.研究発表もしています.
ロボス
メカトロシステムズより社名変更.ロボカップ用ロボットRObo-Eを開発.Khepera (ケペラ)も扱っています.

リンク集

Macintosh Artificial Life Software
マック用の多数の人工生命風プログラムへのリンク集。説明付き。マックTierraも含まれる。
Game of Life
ライフゲームに関するリンク集
Simulators
インタラクティブなオンラインシミュレータのリスト。人工生命関係は多くはない。
Pointers to Web Sites Providing ACE/CAS-Related Resources
複雑系に関連するページのリンク集。
Artificial Life
人工生命に関するちょっとしたリンク集。
複雑さの森
複雑系や人工生命に関するかなりの量のリンク集。京都大学の久野さん運営。
人工生命建築サイト集
人工生命の応用など新しい建築の可能性を研究しているAALabの集めたリンク集。建築デザインに関連したものが含まれており興味深い。
ニューラルネットと人工生命のアプレット集
宇津木明男氏による多数のニューラルネットと人工生命に関するアプレットへのリンク集.おすすめ.

論文、文書

ALIFE BIBLIOGRAPHY
Ezequiel A Di Paoloが管理。人工生命関連のオンライン論文400以上が紹介されている。テーマ別に分けられており、即座に入手できるのでとても便利。
a-life library
オンライン論文や組織などの紹介。やや少ない。
alt.memetics FAQ: Sources of Infection
ミーム概念に関する論文集。最近、アップデートされていない。
Evolutionary and Adaptive Systems at COGS
イギリスのサセックス大学の進化適応システム研究グループに関するかなりの量の文書。世界最大の人工生命に関する研究グループのひとつとしている。
Cellular Automata
Alexander Schattenの書いたセルオートマトンに関するチュートリアル文書。
Charles Darwin
種の起源などの著作がオンライン化されている!
Hitch-Hiker's Guide to Evolutionary Computation
GAやGPなどの進化的アルゴリズムに関するFAQ集。おススメ!
Tierra入門
木目沢さんが書いたTierra入門。URLが変更されました.
文献リスト「人工生命」
Sony CSLの増井さんによる書評の人工生命関連のページ。まだ量は少ない。
「10歳の人工生命」
98年12月に書いた拙文。人工生命に関する入門と人工生命ラボラトリで行われている研究の一部のごく簡単な紹介。
Exploring Emergence
StarLOGO言語を開発しているM. Resnickらによるアクティブエッセイ(A. Kayの造語)。Javaアプレットでセルオートマトンのさまざまな実例を体験しながら「創発」に関する文章を読む。秀作!
A COMPUTATIONAL MODEL OF CREOLE GENESIS
Teresa SatterfieldとMatthew M. Murphyによるクレオール文法が創発する計算モデルに関する文書.未完成. (ページ消滅?)
Evolutionary classics
Charles DarwinとAlfred Russel Wallaceの古典的文献がそのまま掲載.「種の起源」ももちろんある.
The Biological Basis of Morality
E. O. Wilsonによる道徳の生物学的起源に関する興味深い記事.
Why do some birds have long tails
なぜ,生きていくには邪魔な長ーい尻尾がある種の鳥にはついているのか進化論的に考察する.
「計量社会科学」
東大の松原望先生による同書の情報.内容の概略が各章ごとにていねいに載っている.練習問題もよい.
セルオートマトンと複雑系
鈴土知明さんによる複雑系,人工生命などに関するていねいな入門.さまざまなページへのリンクが含まれており親切.
From Artificial Evolution to Artificial Life
Edinburgh大学のTim Taylorが書いた同名の博士論文のポストスクリプト版が入手可能.Tierra流のモデルであるCosmosを用いて,生命性を議論している.
「生物から生命へ ─共進化で読みとく」
拙著.2012年4月筑摩新書として刊行.『「生物」=「生命」なのではない。 共進化という考え方、人工生命というアプローチを駆使して、環境とのかかわりから 文化の意味までを解き明かす、一味違う生命論。』
「心はプログラムできるか-人工生命で探る人類最後の謎」
拙著.2007年8月16日ソフトバンクよりサイエンス・アイ新書として刊行.前半では,人工生命関連のいくつかの話題,人工生命の科学としての成り立ちについて書き,後半では,特にヒトの心の起源に進化に関する話題を取り上げています.ロボットに関するコラムや多数の引用文献も.
「人工生命」
拙著「人工生命」の改訂新版が医学出版より出ました(発行は9月となっていますが入手可能です). だいぶ厚くなりました.英文サブタイトルは「生命/社会/言語の起源/進化に対する構成論的アプローチ」.なお,「はじめに」,「参考文献」,「索引」は全文掲載(現在は旧版のものです,すみません).サンプルページ(これも旧版のもの)も掲載.
Offline Papers on Self-Organisation, Complexity and Artificial Life
複雑系や人工生命に関する「オフライン」論文集.オフラインと言っても,解凍したり,PS形式であったりするという意味.おすすめ!
複雑系とソフトウェア
SRAの杉本さんによる複雑系に関する文書で,特にLangtonのシミュレーション環境であるSwarmについてやや詳しい.
Guide to Complex Systems
Yaneer Bar-Yamによる複雑系ガイド.「ぽつぽつと作っている」らしく未完.
私のブックマーク「人工生命」
人工知能学会誌掲載の私(有田)による人工生命に関するウェブ情報.
私のブックマーク「進化的計算」
人工知能学会誌掲載の筒井茂義先生による進化的計算に関するウェブ情報.
Biomediale: Contemporary Society and Genomic Culture
生物,社会,アートの関わりに関する本.M. Bedauらの書いた人工生命に関わる章もある.オンラインで一部(かなり)読める.
 

関連する国内学会

人工知能学会
同学会のホームページ。論文誌もオンラインになってしまった・・.
情報処理学会
同学会のホームページ。
電子情報通信学会
同学会のホームページ。
計測自動制御学会
同学会のホームページ。
日本ソフトウェア科学会
同学会のホームページ。
日本コンピュータサイエンス学会
同学会のホームページ。
人間行動進化学研究会
1999年に結成.人間の諸活動を進化的な観点から,理論的・実証的に研究しようとする研究会.
日本進化学会
広い研究分野を取りこんだ進化に関する学会.1999年に設立されたばかり.第2回大会が昨年10月に開かれました.
日本シミュレーション学会
同学会のホームページ。
日本ロボット学会
同学会のホームページ。
数理社会学会
同学会のホームページ。

人工生命研究者、研究室(ほんの一部です)

名古屋大学人工生命ラボラトリ
名古屋大学大学院情報科学研究科の通称:人工生命ラボラトリ(有田研究室)の情報ページ.2003年の4月に誕生した学問領域融合型の独立研究科である情報科学研究科 複雑系科学専攻 創発システム論講座においてさらに活動を活発化.今年の名大祭でも,研究室公開を実施.院生メンバーも大募集中人工生命ラボの発表文献リストも.
IKEGAMI LAB. HOME PAGE
東京大学 大学院総合文化研究科 池上研究室.
Kaneko Lab Home Page
東京大学 大学院総合文化研究科 金子研究室.
Hashimoto Laboratory
北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科 橋本研究室.
Iba Laboratory
東京大学 工学部電子情報工学科/新領域創成科学研究科基盤情報学 伊庭研究室.
Unemi Lab.
創価大学 工学部 情報システム学科 畝見研究室.
徳永幸彦
徳永幸彦先生(生物学).
佐倉 統
佐倉統先生(生命論,ミーム学,科学技術論).
自律系工学分野
北海道大学 大学院工学研究科 システム情報工学専攻 嘉数研究室.
東京医科歯科大学難治疾患研究所生命情報学(田中博研究室)
東京医科歯科大学 難治疾患研究所 情報医学部門 田中研究室.鈴木泰博先生.
Hiroaki Kitano
北野宏明さん.
Hiroki Sayama
電通大学からニューヨーク州立大学ビンガムトン校に移られた佐山弘樹先生.
Usami
神奈川大学宇佐見研究室.「インターネット自然史博物館」は注目!
Nakano Laboratory
何十年も前から人工生命研究の核心に関わる先駆的研究をされてきた驚くべき中野馨先生の2001年4月からの研究室.
Martin Nowak's Home Page
とてもアクティブな数理生物学者.最近は言語進化の研究.
Logic Systems Laboratory
Daniel Mange率いるEPFL(Swiss Federal Institute of Technology Lausanne)のLogic Systems Laboratory.バイオ・インスパイアド計算の様々なプロジェクト.
Moshe Sipper's Home Page
進化ハードウェアや自己複製モデルの研究を進めるMoshe Sipper.
emergent communication mechanisms
ATR人間情報科学研究所 Emergent Communication Mechanisms Project.アクティブな研究者が多数集まっています.
New England Complex Systems Institute
Yaneer Bar-Yamをヘッドとする複雑系に関する研究教育機関.MITやHarvardなど各地から研究者やポスドクが集まっています.
Dynamical & Evolutionary Machine Organization
Jordan B. PollackをヘッドとするBrandeis Universityの研究室.共進化や進化ロボティクスなど.
慶応義塾大学 先端生命科学研究所
シミュレーションなどのIT技術をメインに位置付けて、細胞のコンピュータモデルを構築する.「IT主導型バイオサイエンス」の世界の拠点となることを目指して2001年4月に設立.E-Cellプロジェクトのバイオインフォマティクスユニットのほかに,代謝システム解析ユニットやゲノム工学ユニットがある.
慶応義塾大学 先端生命科学研究所
慶應義塾大学冨田勝先生の研究室.
東京工科大学 冨永研究室
東京工科大学工学部情報工学科の冨永和人先生(人工化学)の研究室.

ジャーナル

ARTIFICIAL LIFE
人工生命を専門に扱う唯一のジャーナル。
IEEE Trans. on Evolutionary Computation
David B. Fogelがエディタをしているジャーナル。
ADAPTIVE BEHAVIOR
生物や自律的な人工物の適応的な振舞いに関する同名のジャーナル。MIT PressからThe International Society for Adaptive Behavior, Incへ移行.
EVOLUTIONARY COMPUTATION
進化的計算理論全般を扱うジャーナル。
Evolution of Communication
通信・言語の進化に対するさまざまなアプローチを載せるジャーナル。
Advances in Complex Systems
同名のジャーナル。
BioSystems
同名のジャーナル。
Complexity
同名のジャーナル。
Complexity International
同名の電子ジャーナル。読めます。
Complex Systems
同名のジャーナル。
Evolutionary Computation
同名のジャーナル。
Evolutionary Optimization
同名の新ジャーナル。
Physica D
同名のジャーナル。
The Bulletin of the Santa Fe Institute
サンタフェ研究所の活動内容を知らせる無料のジャーナル.オンラインでも読める.
Journal of Memetics - Evolutionary Models of Information Transmission
ミーム学に関するオンラインジャーナル.年2回のペースで発行されている.
Artificial Life and Robotics
同名のジャーナル。
Genetic Programming and Evolvable Machines
同名のジャーナル。ペーパー版とオンライン版があります.
JASSS: The Journal of Artificial Societies and Social Simulation
人工社会や社会のシミュレーションに関するオンライン・ジャーナル。
Complexity Digest
複雑系に関するオンラインの情報を掲載.登録するとメイルで送ってくれる.

特定テーマの情報

GenJam
ジャズのソロをGAによって作り出す.ワーキングミュージシャンである唯一の進化的アルゴリズムとのこと.
CNS/Ph 175: Artificial Life
C. Adamiの授業シラバス
alt.memetics
ドーキンスの考え出した概念であるミームに関する情報の所在リスト。
集団遺伝学用語集
集団遺伝学用語集。 (リンク切れ?)
The Evolutionary World Politics Home Page
社会科学全般における進化的な理解に関する文献集。全文献に解説付き。
Syllabus of Readings for Complex Adaptive Systems and Agent-Based Computational Economics
複雑系やエージェントベースの計算論的経済学に関する文献集。
The Iterated Prisoner's Dilemma
囚人のジレンマの実験ソフト(秀逸)、彼らの論文、解説など囚人のジレンマに関する充実したサイト。
Linux AI & Artificial Life
PC UnixであるLinux上での人工生命や人工知能の実現に関する情報。 (リンク切れ?)
Sorting Networks and the END search algorithm
D. Hillisのソーティングネットワークの共進化の解説があります。
スティーブン・ピンカーに関する非公式ウェブ・ページ
言語学者S. Pinkerに関するページ。言語の由来に関する論争が最大のテーマ。
Adaptationist Stories Web Site
適応主義万能論による「お話」を集めている。警鐘として読もう。 (リンク切れ?)
Chaos, cheating and cooperation: potential solutions to the Prisoner's Dilemma
囚人のジレンマに関する情報満載.自然界の実例も載っている.出版されたもののオンライン化.
Critic of the Darwinism
ダーウィニズムに対する反論が簡単にまとめてある. (リンク切れ?)
"Why be moral?"問題関係文献
現代倫理学における"Why be moral?"問題関係の文献リスト.滋賀大学の安彦先生作成.
The Talk.Origins Archive
創造論VS進化論や生物の起源などに関するニュースグループのアーカイブ.たとえば,進化と哲学に関するFAQなどは,どうでしょう.
Artificial Life Creators Contest
ECAL99(99年9月スイス)で開催される人工生命プログラムコンテストの情報.ディジタル生物をもっとも長く生かしたら勝ち.ソフトウェアを早速ダウンロードしよう! (リンク切れ?)
RE: Wall Street Journal article re: Chris & SWARM
1998年7月のThe Wall Street Journal Interactive Editionに載ったC. Langtonのインタビュー記事.Swarmに関する最新情報.
Memetics
Memetics(ミーム学)に関する充実した情報.オススメと言えよう. (リンク切れ?)
Memetics publications on the web
Memetics(ミーム学)に関するオンライン論文集.
Memetics
Principia Cyberneticaプロジェクトの一環によるミーム学の説明文書.
The Baldwin Effect: A Bibliography
進化と学習の関わり合いに関する重要な知見であるBaldwin効果に関する文献集.Evolutionary Computation誌による特集記事のすべてがPostsriptで入手可能! 簡単な入門の文章付き.私の論文も一本登録されてます. (リンク切れ?)
Evolvable HardWare systems
電総研の進化システムラボで研究されている進化型ハードウェアに関する情報.基本的には,遺伝的アルゴリズムを使って,プログラマブルなハードウェアを動的に最適化するというアイディア.
ANT COLONY OPTIMIZATION
蟻の群れ振舞いにヒントを得て数学的問題(最適化問題)を解かせようという試み.最近はこれだけをテーマとする国際会議も開催されています.2001年3月にリニューアルされました.また,メイリングリストも発足.
Evolution of Language links
言語の進化に関するリンク集.
Papers in Cognitive Science by Robert Worden
Robert Wordenによる言語の進化に関する論文集.
Population Genetics
ワシントン州立大学のMartin Morganの受け持つ集団遺伝学の講義ノート.
Socially Intelligent Agents
群知能,マルチエージェント,創発などに関わるリンク集.
the talking heads project
SteelsらがパリのソニーCSLで行っている言語の起源・進化に関わるプロジェクト.
セルオートマトンについて頻繁に話題に上る項目
サンタフェ研究所のホームページにあるGutowitzによるセルオートマトンに関するFAQをかねこさんが一部翻訳. (リンク切れ?)
Charles Darwin
ダーウィンのOn the Origin of Speciesなどがオンライン化!
複雑系生命システムプロジェクト
東大の金子教授をリーダーとする東京大学大学院総合文化研究科を中心とする文部省・中核的研究拠点形成プログラム.
www.turing.org.uk
アラン・チューリングの伝記"Alan Turing: the Enigma"を書いたAndrew Hodgesが管理するアラン・チューリングに関する貴重なデータ.Hodgesの書いた論文等も読める.
iBone
力学的ストレスを受けた骨がAlan Turingの反応拡散系を通して変形することで適応するという,細胞の適応性に着目した岐阜大学医学部の手塚先生の野心的なモデル.2つのムービファイルがあります.また,この研究開始のきっかけ(特に「不機嫌」というあたり)や「複雑系研究を志す人へ 」も興味深い.
ニューラルネットワーク入門
名工大の岩田彰研究室によるニューラルネットワーク入門.シミュレーションを実行しながら,ポイントを押さえた解説で確実にマスターできそうな感じです.
Biowall
スイスEPFLのDaniel Mange らによる BioWall を展示している美術館.
NASA's Advanced Automation for Space Missions
幻の NASA の月面自己複製ファクトリープロジェクト(1980年地味ーカーター大統領の指示で1000万ドル以上を投入).一部に熱狂的なファンがいるそうです.
Artificial Chemistry
ドイツDortmund 大のPeter Dittrichによる人工化学に関する情報ページ.
The Golem Project
2000年にnature誌に論文が掲載されて有名となったContact Hod LipsonとJordan PollackによるGolemプロジェクト.Rapid prototyping技術を利用し,計算機内で進化させたロボットを自動で作る.AlifeVIIの会場の横でいきなりデモってました.
E-CELL PROJECT
細胞内で起こっているすべての物理化学的現象をコンピュータ上にモデル化し、細胞ひとつを丸ごとシミュレートすることを目指す,慶應義塾大学の冨田勝先生率いる野心的なプロジェクト.シミュレータをダウンロードできます.
EvCA Main Page
サンタフェ研究所のセルオートマトンを進化させる研究プロジェクト.
The Minority Game's web page
少なければ少ないほどよい.しかし,そうすると大勢集まってしまう.と,よくなくなってしまう.という,多様性を生み出すシンプルな設定「マイノリティ・ゲーム」に関するDamien Challetによる情報サイト.
Google Groups: Artificial Emotion
Artificial Emotionに関するグループ.オープンなので登録しなくても参加できる.
Art from code - Generator.x
コンピュータベースの様々なアートやデザインを紹介する場.情報満載.
サイエンスとフィクションの世界
「甦るチューリング」 (NTT出版)や,新著「チューリングを受け継ぐ」(頸草書房)などの著者で,人工生命研究も精力的にされてきた星野力先生によるサイト. チューリングに関する見解や情報を中心として,「自意識はコピーできるか?」, 「コンピュータ史のウソと本当」など独自の観点からの文章にも注目!
Reversible Cellular Automata
広島大学の今井先生の管理する可逆セルオートマトンを用いた2次元,あるいは3次元(!)の自己複製モデルに関する文書やムービー.
Game of Life News
H. KoenigとDave Greeneによるブログ形式のライフゲームの最新ニュース.今なお,様々な創造を絶するパターンが発見されており,奥深い世界が広がっている.

ソフトウェア


人工生命関連サイトの情報を教えてください.

(from July29th/2006)

@takayaarita